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五島列島クラクラの旅 2

福江島の西の果て「大瀬崎灯台」をあとにし次の目的地、荒川へ向かう。
ナビまかせに向かう。方向音痴なのでふだんは従順にナビに従うのだが ”方向音痴にも五分の魂” 、感覚的にぜったいそっちじゃないだろ、って時がある。ただ所詮、方向音痴なので確信も自信もないので結局すごすごナビについて行ってしまうのだが。。今回も絶対逆だよね、と思いつつ停まって何度もナビを入れ直すが選択肢すらなくこのルート一本のみ。しばらくして来た道を戻ってることに気づく。基本通ったことのない道を行きたいタイプなので、もったいなか、と言いながらナビに従った。しかし後から調べたらここは一本道だったらしい。やはりGoogle先生が正しかった。

fukue_issyumap.png 

これから向かう荒川は福江港とは反対側にある漁港。
聞いた話によるとそこには温泉もあるし、港の前が無料の駐車場になってるという。
なので今夜はそこで車中泊するつもり。
ギリギリまでまわってお風呂にゆっくり浸かってあとは酒でも煽ればそのうち眠るだろう。どうせ翌日は朝5時6時早めから動こうと思っている。

車を走らせている最中、徐々に雲が厚くなり薄暗くなってきた。
ラジオをつけ台風情報を聞く。「今日の夜から明日にかけて長崎・五島列島へ最接近するでしょう」ふ〜ん。港の駐車場ってどんなんだろ?台風とかきたらヤバイのか?今は大したことないけどやっぱこちらの台風はすごいのだろか?東北は地震は多いが台風はほぼ来ないのでいまいち実感が湧かない。今までなら大丈夫だろで押し切ってたろうが先ほどの岬で自然の”畏怖”というものを感じビビってるのでwここは安全策でいこう。ネットでその近辺の安宿を探し、よさげな所に電話をしてみる。
急で申し訳ないのですが今日一泊なのですが、空いてますか?
「空いてますよ。ただ明日台風ですけど大丈夫ですか?」
似たような事をレンタカー屋のおじさんにも言われた。2回続くといったい明日何事が起こるのだろうと心配になってしまう。
「あとこの辺りにはスーパーや商店がないので自分の食べる物は途中どこかで調達してきて下さい。」切ってしばらくするとまた折り返し電話がきて「明日の船は全便欠航が決まったそうです」と教えてくれた。
ある程度想定はしてたので、しようがない、切り替えて楽しもう、くらいに思っていた。


IMG_8565.jpg  港到着。おだやか。
結局途中どこかで食料を買おうと思ったが来る道中、お店は見当たらなかった。

とりあえず宿へチェックイン。
古民家を利用したちょっとこぎれいなゲストハウス。
ほんと港からすぐ近くだった。
2階の部屋は片側6畳×6畳の部屋が廊下を挟んで両側にある。
「今日はお客さんあとお一人だけなのでお好きな方でいいですよ」
ゲストハウスなので普段はお客さんの人数によって同じ部屋に知らないもの同士雑魚寝なのだろう。自分のスペースは布団とその周りだけ。
だけど今日は二人しかいないのでまるまる12畳を使えるという事。
ならばハンモックのある方の部屋にした。IMG_8677.jpg
途中何も買って来れなかったと話すと近くに酒屋さんならあるという。
それはラッキー!ふつう人間て酒があれば生きていけますよねw
台風で閉める場合もあるというので先に急いでお酒とおつまみを購入。
宿の冷蔵庫に入れて外をぶらぶら。

さっき車を停めた目の前に温泉施設があったので汗を流しに入る。
IMG_8571.jpg
けっこう熱めなのであまり入ってられなかった。

お風呂を出て、さてどうしよう思ってると港の端に食堂らしきお店があるではないか。
お店のお母さんらしき人が店の外でくつろいでるので、何時からですか?尋ねると「はい、どうぞ」
そういえば五島に入ってからまだ食べてなかった「五島うどん」を注文。
IMG_8581.jpg 
すっきりしてるけどコクのあるあごだしで、麺は細くコシがある。
後味になんとなく油っぽさが残るような感じなのは麺に椿油が練り込まれてるせいなのか?
独特なおいしさ。
あとからポテトサラダもサービスでつけてくれて290円って。なんか申し訳ないです。。


ちょうど陽も落ちかけてきたのでこの先にあるビーチに向かってみる。車で10分くらい。
「高浜海水浴場」
ここは ”日本一美しいビーチ” に選ばれた所らしい。
IMG_8587.jpg 


「魚藍観音展望所」からの眺め。
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うまく撮れませんでしたがパンフレットや観光案内などの写真はここからのものが多いようです。

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IMG_8611.jpg IMG_8621_20180910181728111.jpg 
 
IMG_8615.jpg CIMG1550.jpg 
このビーチにもはじめ誰もいなかったが、あとから男女7〜8人の学生さんらしき子たちがワイワイ。「すいません夕日をバックにシャッター押してもらえませんか?」と頼まれ、キメキメの顔とポーズだが逆光で表情は写らないよw





高浜から宿へ戻る途中、外の景色の異様さに車を止めてしばし絶句。
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UFOが間近にでもいるのか、それともなにかの天変地異かと・・・





余韻をひきずりながら戻ると、港はこんなんなってました。。
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向こうでタンカーでも燃えているような、、、ほんとすごい色でした


池島から連日すごい夕陽夕焼けを見ていましたが、上の2つは別格。
どちらも、空と水面に映った色とその間に挟まれた山のシルエットが幻想的。
上は、やわらかい色彩のグラデーションでこんなきれいな色の空は見た事ない。
下は、とにかく強烈なインパクトの彩度で実際の色はもっとすごかった!




IMG_8669.jpg 


宿に戻るともう一人のお客さんが共有のダイニングでご飯を食べていた。あじの開きをつまみに焼酎を飲んでいる。自分も荷物を置き、買っていたビールを出し参戦。

関東から来たというAさんは大手企業に勤めていて、休みもたくさんあるらしい。バツイチでお子さんもいて養育費を払ってるというが特に苦にしてるわけでもなさそうなのでおそらく高給取りなのだろうw 釣竿を持ってこの島を原付で回ってるらしい。原チャリで!?

「よかったらアジの開き焼きますよ」うれしいな〜この辺アジ釣れるんですもんね?どれくらい釣れました?と聞くと「あ、すいません、これスーパーで買ってきたやつです。安かったんで、、、」あ〜釣れませんでした?「そんな本気でやってるわけじゃないんで」と照れ臭そうに言った。
私の仕事を聞き「美容師さんてもっとおしゃれな所でおしゃれな遊びしてる人種だと思ってました」(わるかったなw)たぶんそうなのでしょうねwでもまれにこういうのも居るんですよw

アジの開きと、私と彼の持ってるつまみを全部広げ、焼酎をロックでいただきながらたわいもない話を夜遅くまでしたのでした。
IMG_8665.jpg

《つづく》

(T)





  1. 2018.09.12(水) _19:51:00
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