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さよならのあとで


詩     ヘンリー・スコット・ホランド

絵     高橋和枝


発行者   島田潤一郎



大切な人を亡くした悲しみ、それはどう表現していいかわからないくらいつらい事。

波のようにおし寄せる悲しみを、どうすればいいのでしょう・・

それでも残された人は生きていかなければなりません。


私がこの本と出会ったのは、母を亡くして少したった時。
日常の生活、仕事をしながらも、突然襲ってくる悲しみに怯えていた頃。

本屋さんで、何気に目にとまったのがこの本でした。


この世を去った 私 から、あなたに贈る42行の美しい言葉が書かれています。

“死はなんでもないものです”

から始まるこの本。
詩は短いですが、イラストと空白のとりかたが絶妙です。
この空白が、一言一言噛みしめる効果もありますし、空白の意味を読むということにもつながっていて、久々に本屋で立ち読みしながら心が震えた一冊でした。(もちろん、ちゃんと購入しましたよ(´∀`*;)ゞ)

本の大きさ、装丁、レイアウト、質感、すべてに丁寧な想いが伝わってきます。

実際に手にとってページをめくっていかないと、伝わらない部分です。


この詩のおかげで私は悲しみとの向き合い方に、少し変化がもてました。

今でも事あるごとに読む大切な一冊となりました。





日本語訳は、ぜひ実際にこの本を手にしてご覧になってみてください。

原詞  (タイトルなし)

Death is nothing at all.
I have only slipped away into the next room.
I am I and you are you.
Whatever we were to each other that we are still.
Call me by my old familiar name.
Speak to me in the easy way which you always used.
Put no difference into your tone.
Wear no forced air of solemnity or sorrow.
Laugh as we always laughed at the little jokes we enjoyed together.
Play,smile,think of me,pray for me.
Let my name be ever the household word that it always was.
Let it be spoken without effect,without the ghost of a shadow on it.
Life means all that it ever meant.
It is the same as it ever was.
There is absolutely unbroken continuity.
Why should I be out of mind because I am out of sight?
I am just waiting for you, for an interval, 
somewhere very near, just around the corner.
All is well.




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  1. 2018.07.29(日) _07:27:00
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