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山寺へ
休日。

夜とか朝早くとか人がいない時はこの辺まで降りてくるのだろう。
上の方は二又に分かれていて右手は最終地点奥之院、左は眺めの良い五大堂。
猿に追いかけられた、とそのお寺に住んでるであろうおばあさんに若い女性が訴えていた。
山を下りる頃にはたくさんひとが登ってきていた。
猿の姿は見えなくなっていた。

朝起きて走る支度をするが気分が乗らない。
なにか気分転換・・・風が吹けば桶屋が儲かる的な思考の末 ”山寺へ登る” という結論にw
着替えのTシャツとシューズを放り込んで1時間半後、山寺到着。
朝早いからか誰も居ない。
山寺は何度か登っているがその時々で妙にしんどかったり全然疲れなかったり。
今日はあっけないほどなんでもない。
人がいない代わりに猿🐒がいた。

夜とか朝早くとか人がいない時はこの辺まで降りてくるのだろう。
上の方は二又に分かれていて右手は最終地点奥之院、左は眺めの良い五大堂。
はじめ右の奥之院に行ってから五大堂へ向かう途中「キャ~」という女性の悲鳴が鳴り響いた。
猿に追いかけられた、とそのお寺に住んでるであろうおばあさんに若い女性が訴えていた。
おばあさんは「こんなの大声で出してけばびっくりすて散ってぐがら大丈夫だぉ」とすたすた猿のいる方向へ向かっていく。すると女性は「おばあさん危ないですよ!あ、その大きい猿です!私を追いかけたの!あ、おばあさん危ないですよ!やめてください!帰ってきてくださ~い」と最後は半べそぎみ。滑舌の良いハキハキとしたしゃべり方なので、ちょっとした寸劇のセリフ回しみたいでクスッとした。
五大堂へ行く細い階段の両脇に🐒が5匹ほど進路を遮っていた。
パンと手を叩きながら進むと、猿も手慣れているのか興味なさげに私に一瞥くれてチェッ、とばかりにのそのそ藪の中へ入っていった。
五大堂
ここからの眺めが最高!
何度来てもここからの風景は飽きない。
山を下りる頃にはたくさんひとが登ってきていた。
猿の姿は見えなくなっていた。

せっかくの山形、温泉に入り蕎麦でも食べていきたかったが、お昼まで戻らなければならない用があり11時前には帰ったのでした。
(T)