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『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』

最近立て続けに実話系の映画を見てます。

7400.jpg
公式HP


”一人の男を救うために世界10カ国から12人の登山家が駆けつけた。
場所は10人中4人が命を落とすという”キラーマウンテン”(死の山)と呼ばれる7,400mの山の氷壁”



内容は実際にあった話を当事者たちのインタビューをメインに時系列順に映像を挟みながら展開していきます。

世界屈指の危険な山で重度の高山病にかかりベースキャンプで動けなくなったスペインの登山家イナキを、世界各国の登山家が各々助けに向かい集結するというもの。

おそらく助けに行かなくても誰も責めないし名誉にもお金にもなるわけでもない。
世界の遠いところから自分の命も顧みないでわざわざ助けにきてくれるなんて、この登山家はよほど人格者で仲間から慕われてるのだとはじめ思いました。

自分の命も危険だったのにずっと付きっきりでイナキの看病をしてたホリア。
今回の一番の英雄は彼だとみんなが称えます。
「英雄は僕じゃない。ぼくはただ友達と居ただけだ」
とほんとにイナキとの友情で助けたのでしょう。

しかし話を聞いていくとイナキに1、2度しか会ったことない人まで助けに飛んできている。
なんで?
彼だからというよりは、おそらく別の人であってもこの人たちは助けに行くのだろうか?
・・・・・・答えは一人が言ったこの言葉でなんかわかった気がしました。

「我々はそれぞれ違う国から来てるというよりは "山" という同じ国の人間なんだ」




10人中4人が死ぬ山になんの見返りも求めず人助けのためだけにに登ること即断する人達である。
なかなか含蓄のある言葉が多い。(言葉は正確ではありません。大体こんなニュアンス・・・という感じです)



「死ぬために登るわけではない。生きてることを噛みしめるためだ」

「問題はその辛さとどう向き合い、どうやり過ごし、受け入れ、不快を快適に変えるかだ」

「力業(わざ)で登る登るのではなく心で登る」

「強靭な肉体があってこそ強靭な精神が宿る」

「体を鍛える事で自信ができ精神か安定する」

「自分の限界がわかると自分のできる事か分かる」

「仲間の身に何かあればただ救うことしか考えられない。他の選択肢は存在しないんだ」

そして、

「力を合わせてこそ人は生きていける」





数日前見た映画 は一人で160人を殺した英雄。
今回は一人を救うために集まった12人の英雄。

対極にあるようで、根底には共通する部分もあったりして。




とにかくこの映画、”生きた”言葉だからか名言だらけでした。


(T)

  1. 2015.02.27(金) _19:52:54
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